留学サポート


SSEAの留学サポート

 SSEAでは海外への語学留学やホームステイ、米国の大学・大学院へのご進学をご希望される生徒さまへのカウンセリングやサポートを行っております。小中学生のホームステイ体験、高校生・大学生の語学留学や交換留学、海外大学・大学院へのご進学などにつきまして、代表講師の実体験や当スクールから実際に留学へ行かれた生徒さまからのフィードバックを元に、様々なご相談からカウンセリング、目的地や学校を選ぶ際のポイント、短期留学や長期留学の目的や意義、現地での過ごし方や勉強法、帰国後の就職活動に至るまで、幅広い観点からその生徒さまお1人に最も合った留学を選ぶことが出来るようサポートを行っております。またご希望の方にはSSEAが厳しく選定しパートナーシップを締結した、評判が良く安心して留学出来る語学学校や米国に本拠を置き実績と信頼のある留学サポートエージェントのご紹介も行っております。

 SSEAの留学サポートはビジネスではなく、あくまで「SSEAで学ばれる生徒さまへのサービスの一部」と考えております。そのためSSEAは、パートナーシップを締結するのは一定以上の評判とホスピタリティを持つ組織のみとし、生徒さまが望まない留学や海外渡航については一切お勧め致しません。「信頼」を最優先と考えるSSEAの留学サポートをぜひご活用ください。


SSEAの提携留学先

 SSEAではホームステイや海外留学をご希望される生徒さまのために、信頼のおける海外の語学学校とパートナーシップを結んでおります。SSEAで英会話を学ばれている生徒さまには当スクールのサービスの一環として、留学のご相談やカウンセリング・現地へのお申し込みはもちろん、航空券や現地の移動手段のご相談や留学後のアフターケアに至るまで、責任を持ってサポートさせて頂いております。パートナーシップの締結先はSSEAの代表が厳密に選定した信頼のおけるパートナーで、その品質やサービスがSSEAの求める基準を十分にクリアできる海外パートナーだけをご紹介しております。


・短期・長期の語学留学
・ホームステイをご希望の方


Celtic English Academy

ケルティック・イングリッシュ・アカデミー


 英国・ウェールズの首都カーディフにある評判の高い語学学校で、日本人の女性が代表を勤めていて安心して留学生活やホームステイを送ることができるお勧めの提携留学先です。ウェールズは英国にありながら「良い意味での田舎」を感じられる地域で、程良い規模で治安も良いカーディフの町や、イングランド人とはまた違った暖かいウェールズの人々が魅力的な目的地で、SSEAが自信を持ってご紹介できる語学留学先です。在籍生徒の割合もヨーロッパ諸国から32%、アジア各国から21%、アフリカ・中東地域から39%、南米から6%などバランス良く世界中からの留学生が学んでおり男女比もおよそ半々で、日本人比率も10%弱ですので、行ってみたら日本人やアジア人ばかりだったと言う事はなく、理想的な留学生のバランスが保たれています。

<伝統と賑わいの共存するカーディフの町>


 ウェールズの首都カーディフはロンドンのヒースロー空港からバスで3時間半ほど、近隣のカーディフ空港からなら車で30分ほどの距離です。人口は約36万人で町は公園や史跡を豊富に持ちながら、ショッピングセンターやナイトライフも充実しており、ロンドンと比較してその物価や生活費も3割ほど安く抑える事ができるのも魅力です。またロンドンの中心部までも電車で2時間ほどの距離であり、週末などを利用して各地へショートトリップを楽しむにも理想的な場所です。

<暖かみのある家庭でのホームステイ>

<共同キッチンやジムを備えたレジデンス>


 学校のクラスの定員は最大でも10名に抑えられており、生徒の総人数も200人から300人ほどと中規模なサイズのため、スタッフの目が行き届いた安心した留学生活を送る環境が整っています。滞在に関しては、14歳以上はホームステイ、18歳以上の方は個人のレジデンスを選択する事も可能で、短期でホームステイ体験をしたい方にも、プライベートを保って長期滞在したい方にもお勧めです。

 SSEAからも留学実績のあるイチ押しの語学学校です。下記の生徒さまの留学体験記やCeltic English Academyのホームページもぜひご参照ください。またご興味やご質問などに関しましては、ぜひご遠慮なく日本人スタッフまでお問い合わせ下さい。

ホームページ:https://www.celticenglish.co.uk/
所在地:18 Park Grove, Cardiff, CF10 3BN, United Kingdom

【ムービー:Celtic English Academy】

ホームステイと学生寮の選び方

 海外留学での滞在方式は、大きく分けると3つパターンがあります。①現地の家庭にホームステイをする、②学校の持つ学生寮に滞在する、③自分で部屋を借りたりルームシェアをする、の3つで、それぞれにメリットとデメリットがあります。
 通常、語学学校であればホームステイか学生寮、大学などでは学生寮が利用できるケースが多く、費用も抑えられることからこのどちらかを選ばれる方が大半です。③の自分で部屋を借りたり、他の留学生とルームシェアをするケースは1年以上の長期の留学向けの方法と言えます。この場合のメリットは、プライバシーが保て、自由に行動したり出入りすることが出来るので、自由やプライバシーをできる限り維持したい方にはこの方法が最もお勧めですが、デメリットとしては部屋を借りる契約をするのに十分な英語力と知識がある必要があること、家賃に加えて食事、洗濯、掃除など日常生活に必要なことは全て自分で行うため、費用はホームステイや学生寮よりは高くなります。
 ホームステイと学生寮は、語学学校であれば大体費用は同じで、コース料金に最初から含まれています。ホームステイのメリットはやはり、現地のネイティブのファミリーと生活する事で、その国の文化や生活環境を知ることが出来る点です。英語も運が悪くなければ、ネイティブスピーカーと毎日会話することが出来ます。(ただし、ステイ先がヒスパニック系やアジア系、インド系の家庭になるケースもあります。)一方でデメリットとしては、やはり自由がある程度制限されること、生活を必ず英語でこなさなければならないこと、ホストファミリーの当たり外れもある点でしょうか。
 一方で学生寮は、メリットとして多くの国からの生徒が同じ場所に滞在していますので、友人を作りやすい点や、困った際には同じ学生寮に日本人がいれば助けてもらえる、現地の家庭に滞在するよりは自由度が高い、などの点です。ですが逆に、デメリットとしてはやはり、現地の文化そのものに触れる機会は減ることになります。米国に留学したけど、米国人とはほとんど会話しなかった、ということも起こり得ます。
 SSEAでは生徒さまのご年齢やご性格、ご希望などをお聞きした上で、どの滞在方法が合っているかをアドバイスさせて頂きますので、どうぞご遠慮なくスタッフにご相談ください。

留学体験記

 SSEAで英語を学び、実際に留学やホームステイに行かれた生徒さまの体験記です。ぜひご参考にお読み頂ければ幸いです。

「SSEAで、僕は変わった!」


 僕は練馬区の派遣で、2017年の夏休みにオーストラリアの学校へ1週間ほど留学をしました。現地では中学校や高校が一体となって運営されていて、僕は主に高校のクラスで授業を受けました。
 1番記憶に残っていることは、ブリスベンの夜景を山頂から見学したことです。とても美しくて感動しました。また、ホームステイした家に住んでいた1歳年上のバディと一緒に、イルカショーを見るなど水族館をエンジョイしました。ホストファミリーはとても親切で、オーストラリアのグッズをプレゼントしてくれました。
 ハプニングもありました。帰国日にオーストラリアを出国する際に、空港で、ハサミとネイティブの先生へのお土産に買ったベジマイト(オーストラリアの調味料)を没収されてしまいました。皆さんも飛行機に乗る時は気をつけてください。
 今までの僕だったら、外国人と話す勇気がなく、留学にチャレンジするなんて出来なかったと思います。でもSSEAでレッスンを受けて、無理に難しい文法を使わなくても良いのだと分かり、何より話すことへの積極性が身につきました。英語は将来、必ず役に立つものだと思います。みなさんもぜひSSEAで、英語力と自信を身につけてみてください!

(S.M君 練馬区 中学生 「少中学生初級会話コース(ネイティブ講師)」受講)

「ウェールズでの体験」


 私は海外に行くことも初めてだったので、1人で海外に行くということは、当初は不安でしかありませんでした。英語もあまり堪能ではなく、その状況で3週間もホームステイをすることは、とても勇気のいることでした。
 しかし実際に行ってみて、フランスや韓国、サウジアラビアなど色々な国の友達ができ、その友達とショッピングに行ったり、お互いの国の料理を作り合ったり、とても楽しく充実した日々を過ごすことができました。ホストマザーもとても優しく、いつも私のことを気遣ってくれ、ドライブにも連れて行ってくれました。
 現地の人もみんな親切で、私が降りるバス停がわからなくて戸惑っていた時、察して向こうから何人かの人が助けてくれました。自分の言いたいことが伝わらないことや、相手が言いたいことを聞き取れないことはもちろんありましたが、SSEAでネイティブの先生と英会話をさせてもらったことで少しは自信がつき、イギリスで楽しんで会話できることも多かったです。今までの人生の中で一番いい経験になったと言っても過言ではありません。
 もしSSEAに通っていなかったら、このような恵まれた中での短期留学にも行けてなかったと思います。本当に感謝しています。ありがとうございました。将来機会があったら、また留学したいと思っています。

(M.Kさん 練馬区 高校生 「会話集中コース(ネイティブ講師)」受講)

「初めてのホームステイ」
“My first stay abroad “


 僕は2017年の8月に、オーストラリアに12日間のホームステイをしました。なぜホームステイをしようかと思ったのかというと、僕は日頃から英語を勉強しているのですが、日本だけではどうしても聞く能力や話す能力を向上させるのが難しいと思っていました。ですので、ホームステイをすれば現地の人と常に会話ができて良いのでは、と考えたからです。
 ホストファミリーは4人家族でした。全員優しく、困ったときには優しく対応してくれたので、安心して生活できました。日本に帰国する時に、ホストファミリーがオーストラリアならではのお土産をくれた時は、とても感動しました。
 また、驚いたことがあります。それは晩御飯がいつもステーキだったことです。最後の日は3食全てステーキでした。辛かったこともありました。それは、言いたいことが伝えられなかった時でした。相手の言っていることがよく分からず、あいまいに返事をしたら遠くまで連れて行かれてしまった事もありました。
 しかし、何も分からないと言う事ではなく、ゆっくりではあるけども相手と英語で会話ができた時はうれしく感じました。それは自分が日本で英会話のレッスンを受けていたおかげだと思います。もしも受けていなかったら、何をどう話せばいいのか分からなく、ずっと黙っていたかも知れません。SSEAで練習をしていた結果、オーストラリアでも会話をすることができたので、今はとても感謝しています。

 I went to Australia in August 2017, to stay with a local family for 12 days. The reason why I tried to stay there is that I usually study English but I thought it is difficult to improve my listening and speaking abilities only in Japan. So if I stay in Australia with a local family, I thought I could always talk with local people.
 My hostfamily had 4 members. They are all kind. When I had difficulties, they helped me gently. I was impressed that they gave me an Australian souvenir when I was returning to Japan. The thing I was surprised most was that dinner was always steaks. On the last day of my stay, 3 meals were all steaks.
 There was also a time which was tough. It was the time when I couldn’t tell what I wanted to say. I was taken far away because I didn’t answer clearly when I couldn’t understand what they were saying.
 However, it doesn’t mean that I could do nothing. I was happy when I could communicate in English, even if I spoke with people slowly. That is because I’m taking conversation lessons in Japan. If I had not taken those lessons, I might have been silent. Now I’m grateful for SSEA where I could practice English conversations.

(S.O君 練馬区 中学生 「少中学生初級会話コース(ネイティブ講師)」受講)

代表講師の留学体験


 SSEA代表講師、赤澤が留学時代に体験したことや留学に対して思うことをブログにしています。併せて以下のリンクからぜひご参考にお読みいただければ幸いです。

1.「留学でやってはいけない13のこと
2.「Santa Barbaraその1。

留学に対する社会的評価

 「海外へ留学しました!」と聞けば、一見人とは違った凄いことをして来たように一般には聞こえますが、実は留学に対する社会的評価、特に就職活動や転職活動における評価は、実はプラスになるものもあればマイナスになるものもあります。もちろん一概には決めつけられませんが、大まかにどういった留学は評価され、逆にどういったパターンはマイナスになるのか、ご紹介したいと思います。

<①「プラス評価」になる留学>
・日本の大学からの交換留学や正規派遣留学
・夏休み等を利用した短期の語学留学や海外でのボランティア活動
・日本の大学を卒業後に、海外の有名大学・有名大学院へ進学する
・高校卒業後に「日本でも名の通った」米国の超一流大学へ進学する

<②「プラスにもマイナスにもなる可能性のある」留学>
・日本の大学を休学しての、海外語学学校への長期留学やワーキングホリデー

<③「マイナス評価」になる留学>
・日本の大学を卒業したあと、就職活動をせず長期留学やワーキングホリデーに行く
・日本の大学に入学せず、日本では知られていないような海外の大学・短大に直接入学し卒業する
・TOEICスコアの向上や特別な経験の伴わない短期・長期語学留学

 また「プラス評価」になる留学であっても、その勉強した内容によって評価は違って来ます。経営学修士(MBA)やロースクール、コンピューターサイエンスや航空宇宙科学と言った、日本では学ぶことの出来ない、あるいは仕事をする上で実用的に役に立つ内容なら評価されますし、文学や哲学、言語学、史学、芸術関連の専攻、その他社会であまり実用的ではないと考えられる学問、あるいは日本での研究の方が進んでいる機械工学の分野などは、高くは評価されないでしょう。

 企業や組織での留学に対する評価は、「留学に行ったかどうか」ではなく、「留学に行くためにどのような努力をしたか」や「留学でどんな経験や知識、語学力を身につけたか」、「帰国後にそれがどのように生かされているか」といった「留学の内容」までキッチリ見た上で決まります。よく、英語力の向上に最も効果が薄いのが短期留学だ、と単純に主張する人がいます。「語学力の向上」だけ見れば、それは全くその通りでしょう。1か月や2か月の留学で英語力が劇的に向上する人はいません。留学で語学力を上げたいのであれば、最低でも1年、できれば2年の滞在が必要です。では、「短期留学は無駄なのか」、と言えばそれは決して違います。短期であっても海外に滞在し、文化や考え方の違いを知り、多くの人と出会い、様々な経験をし、刺激を受けて帰国して、「英語は世界の共通語として勉強しなければいけないものなのだ」と理解する事が短期留学の意義であって、短期であっても長期であっても、結局それをプラスに生かせるかどうかはその後の本人次第です。大切なのは「どのくらいの期間留学したか」ではなく、「留学をきっかけにどれだけ成長したか」という、留学の中身と結果です。

 ①の「プラス評価」に共通しているのは、そこに「留学をするために努力をした」という形跡が見られる点です。交換留学や正規派遣留学には必ずTOEFLやIELTSのスコアに加えて学内での動機や目的の審査があり、その審査を勝ち抜いた学生のみが経験できるものです。夏休みや春休みを利用した語学研修やボランティアは、自分の休みを犠牲にして何かに取り組んだ、と言う意味でプラスに捉えられることが多いでしょう。また海外の「有名大学・大学院への進学」は、その人間がそれだけ優秀であることをシンプルに、しかし確実に分かりやすく示してくれます。

 では②のケースですが、これは「正規の留学」に相当せずやろうと思えば何の審査もなく誰でも行える事ですので、「行ったからにはそれなりの結果を出す」ことが求められます。半年や1年海外に滞在したのであれば当然「英語は身に付いたんだよね」となり、目に見える形で自分が勉強してきた結果を示す必要があります。最も分かりやすく、全ての企業や組織がチェックするのはTOEICのスコアでしょう。海外に半年滞在したならTOEIC700点程度、1年滞在したなら800点程度が取れていないと、逆にマイナス評価になってしまう可能性があります。

 そして最初から「マイナス評価」として見られてしまう可能性が高いのが③のケースです。一言で言ってしまうと「遊びに行って来たんだよね」という目で見られてしまいます。大学卒業後に就職活動をしないケースは「就職したくなかった」「遊ぶ時間が欲しかった」という捉え方をされる可能性が高く、帰国後就職をしようとしても新卒扱いにならないため、「働いた経験のない転職活動」になってしまい、非常に不利になります。また日本の大学に入学しない場合、それ相当に相手が納得できるような米国の有名大学(ハーバードやスタンフォード、マサチューセッツ工科大、UCLA、UCバークレーなど)でもない限り、「日本の受験から逃げた」と捉えられる可能性が高いです。また「日本人が知っている有名大学」と言う点も重要な要素で、例え世界大学ランキングに入っているような優秀な州立大学だったとしても、日本の採用担当者にはその価値が分かりません。万が一、優秀な採用担当者でその事実を知っていたとしても、そのことが日本の大学より手放しで高く評価されることはまずあり得ません。なぜなら、優秀な採用担当者であれば「州立大学に入ることより日本の一流大学の受験を突破するほうが難しい」ことをちゃんと知っているからです。世界大学ランキングと言うのはあくまで「欧米基準の物差し」であって、「日本での物差し」とは一致しないものです。これらのケースの場合「日本の受験から逃げた」=「日本の大卒の学歴を持っていない」ということになってしまい、極端に言うと「高卒扱い」とされてしまいます。実際、海外の大学を卒業して来たら日本でロクな仕事に就けなかった、という話はよく耳にします。また近年では、短期語学留学は中学生から経験する時代です。これを就職活動で自慢げに話す大学生に、企業の人事担当者は実はウンザリしていると言います。休学をして長期の語学留学やワーキングホリデーをしたり、短期留学の経験をアピールしたいのであれば、それによって自分が何を得たかを「目に見える形」=「TOEICのスコア等」で示せない限り、やはり「遊びに行って来たんだね」という結論になってしまいます。

 また、近年よく耳にする「世界大学ランキング」を鵜呑みにするのは現実とかけ離れています。世界大学ランキングはあくまで欧米基準の物差しで、英語で書かれた論文のみを評価対象とし、さらに自然科学分野を圧倒的に重視したアカデミックなランキングであり、それは社会や企業での評価とは必ずしも一致しないものです。ここでこの「世界大学ランキング」と矛盾するもう一つの評価基準をご紹介したいと思います。

【世界の大学就職力ランキング2018(QS)】

① スタンフォード大学(アメリカ)
② カリフォルニア大学ロサンゼルス校(アメリカ)
③ ハーバード大学(アメリカ)
④ シドニー大学(オーストラリア)
⑤ マサチューセッツ工科大学(アメリカ)
⑥ ケンブリッジ大学(イギリス)
⑦ メルボルン大学(オーストラリア)
⑧ オクスフォード大学(イギリス)
⑨ カリフォルニア大学バークレー校(アメリカ)
⑩ 清華大学(中国)
⑪ ニューヨーク大学(アメリカ)
⑫ コロンビア大学(アメリカ)
⑬ プリンストン大学(アメリカ)
⑭ 東京大学(日本)
⑮ 北京大学(中国)
⑮ トロント大学(カナダ)
⑯ スイス連邦工科大学(スイス)
⑰ ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン(イギリス)
⑱ コーネル大学(アメリカ)
⑲ エール大学(アメリカ)
⑳ 香港大学(香港)
㉑ シカゴ大学(アメリカ)
㉒ ペンシルバニア大学(アメリカ)
㉔ ウォータールー大学(カナダ)
㉕ ミシガン大学(アメリカ)
㉖ 早稲田大学(日本)
㉗ 復旦大学(中国)
㉘ エコール・ポリテクニーク(フランス)
㉙ インペリアル・カレッジ・ロンドン(イギリス)
㉚ カールスルーエ工科大学(ドイツ)
㉚ シンガポール国立大学(シンガポール)
(中略、以下日米の大学のみ記載)
㉜ ノースウェスタン大学
㉞ デューク大学
㊸ ブラウン大学
㊼ パデュー大学
㊸ ジョージア工科大学
㊺ 慶應義塾大学(日本)
(中略、以下主要大学のみ記載)
ボストン大学(51位)
京都大学(53位)
東京工業大学(57位)
南カリフォルニア大学(59位)
ジョンズ・ホプキンズ大学(64位)
ワシントン大学(64位)
カリフォルニア工科大学(73位)
大阪大学(76位)
アリゾナ州立大学(81位)
ペンシルバニア州立大学(87位)
名古屋大学(90位)

 このランキングは各大学の卒業生を、政治やビジネスのリーダーから、ジャーナリスト、科学者、文学やアートの分野に至るまで、①「雇用者の評判」、②「卒業生の成功指標」、③「雇用者とのパートナーシップ」、④「雇用者と学生の関係」、⑤「卒業生の就職率」の5つの要素を基に、世界の大学がどれだけ社会の中で評価されているかを指標化したもので、皆さまがお持ちのイメージと近い「現実的なランキング」と言えるでしょう。世界大学ランキングでは全く低評価を受けている日本からも、上位50位以内に東京大学・早稲田大学・慶應義塾大学がしっかりとランクインしています。ボストン大学やカリフォルニア工科大学もアメリカでは「一流大学」と呼ばれる優秀な大学ですが、世界基準で見ても日本の一流大学の後塵を拝し、それが日本基準になればその評価はさらに低いものになることは容易に想像できます。州立大学レベルの学位は就職活動では「その他の大学」のカテゴリーに分類されてしまうでしょう。日本で正当に「一流の学歴」と評価されるには、少なくとも東京大学より上位にランキングされているアメリカの8大学(スタンフォード、UCLA、ハーバード、MIT、UCバークレー、ニューヨーク、コロンビア、プリンストン)での「実用的な学位」(経済学、経営学、法律、自然科学分野など)が必要となって来ます。それが「日本における現実の評価」と言えます。

 日本での社会的評価と言うのは非常に特殊で、「日本の大学の学歴」が最も重要です。近年では推薦入学が増えた結果ここも一部崩れてきており、「出身高校の偏差値」までチェックする企業もあります。日本での学歴や就職活動の慣習を軽視した留学はマイナス評価になりやすく、「日本でやるべき事をやった上で」プラスアルファで語学力やその他の知識を身につけないといけないのが現状です。これを覆せるような学歴は、残念ながら「超一流と日本でも認識されている米国の大学(10校程度)」(上記したハーバードやスタンフォード等の超一流大学)に限られます。世界大学ランキングで日本の大学は過少に評価されている傾向がありますが、日本で働く以上は「日本の学歴」「日本社会の中での評価」がまず1番の審査の対象であって、この状況が変わるとしても、それはまだ遠い未来の、可能性の一部でしかないのが現実です。「学歴社会なんて下らない」とどんなに信じたくても、社会の評価は至ってシンプルかつシビアなものです。「裏道を抜けたらショートカットになる」と言うことは起こり得ません。

 また、近年では英語が話せるだけの人材は全く珍しくなく、「英語が出来るのは分かりましたが、その英語を使って、あなたは何が出来ますか?英語の他にどんな知識や経験を持っていますか?」と就職する際の面接で聞かれるのが一般的で、英語以外の「自分の専門分野を持っている」事が必須になりつつあり、「英語だけは得意です!」ではほとんど評価されません。「英語は当社では出来て当然なのですが、あなたの強みは何ですか?」と言う質問にハッキリ答えられるよう、英語と同時に自分の専門分野を磨くことが大切です。

 さらに、就職をした後の評価はさらにシビアです。日本社会には強固な「学閥」が明確に存在します。

【上場企業の全役員の出身大学2018】

① 慶應義塾大学 2,134人
② 東京大学   1,844人
③ 早稲田大学  1,837人
④ 京都大学    923人
⑤ 中央大学    888人
⑥ 一橋大学    590人
⑦ 明治大学    584人
⑧ 日本大学    554人
⑨ 大阪大学    461人
⑩ 同志社大学   405人
 (中略)
ハーバード大学   73人
スタンフォード大学 31人
ペンシルベニア大学 26人
コロンビア大学   22人

 将来的に状況が少しは変わるとは思いますが、それを見越したとしても、世界の頂点を極めるハーバードやスタンフォードでさえ日本社会での影響力とは極めて小さいものです。「そもそも出身者の母数が異なる」「米国の超一流大学を出たら日本の企業になんか興味がないだろう」と言う意見がありますが、学閥が存在する以上は「絶対数」=「影響力」であり、日本の上場企業が海外大卒をトップに据えたと言うケースは未だ聞いたこともありません。米国で現地の一流企業のポジションをゲットしたとしても、そこで現地の「一流のネイティブ」との競争を勝ち抜くことは完全に不可能ですし、役員はおろか管理職になることすら叶わないのが現実でしょう。そうなると残る道は国内の外資系企業と言うことになりますが、国内の外資系企業はあくまで「日本支店」です。支店長は当然ですが本国から来た人間、そしてその支店が日本を撤退することも日常茶飯事です。どれだけ高報酬でも「支店」におけるポジションを転々とすることになりますし、日本の企業のように長期間勤務したら待遇やポジションが上がるというものでもありません。私たちが日本人である以上は結局、日本人が成功できるのは日本の企業だと言うことです。多民族が暮らす米国でさえ、アジア人が大企業のCEOを勤めることはほとんどありません。それは日本の企業が外国人に重要なポジションを与えない事と、全く同じことです。差別だと感じるかもしれませんが、現実は現実、当然と言えば当然です。学歴主義・民族主義と言うのは日本独自の習慣では決してなく、どの国でも同じです。むしろ逆に、欧米の方が学位の差はその後の人生に100%直結します。

 「留学したい」「海外で学びたい」という気持ちは非常に誇るべきものですが、やり方を間違えると、それはマイナス評価になってしまうケースがあります。留学に行くことは「勉強であり挑戦」であって、決して「遊びや余暇」であってはならないのです。海外に勉強に行かれる方に、上記のような日本の社会の環境や、国内での留学に対する社会的評価も知っておいて頂ければ幸いです。

 SSEAでは以上のような要素も考慮しながら、生徒さまのご希望や将来の進路、就職を希望する業界なども踏まえた上で、その生徒さまお1人がどのような進路を歩んだら最も良い方法で留学を成功させることが出来るかをご提案させて頂きます。

反対の視点から考えてみて下さい。あなたは今、人事部に配属され就職活動生の集団面接を行っています。

Aさん:「高校卒業後、アメリカの語学学校に通ってTOEFLのスコアを上げ、コミュニティカレッジに入学してアメリカ文学史を勉強しました!アメリカに3年以上いたんです!TOEIC700点です!」

Bさん:「日本の国立大学で法律を専攻しました。特に企業における特許申請や知的財産に関する分野が専門です。夏休みに1か月、アメリカで短期の語学研修をした事があります。TOEICのスコアは800点です。」

Cさん:「大学生の時にイマイチやりたい事がなくて、卒業してオーストラリアに1年ワーキングホリデーに行きました!TOEICは560点でも、現地のカフェで毎日バイトしてたので直感的にコミュニケーションが取れるんです!」

Dさん:「私は帰国子女で英語が話せたので、その英語力でアメリカの州立大学に入って英語の言語学を専攻したので、私の英語は完璧なんです!日本では知られていないですけど、私の大学は世界大学ランキングで日本のほとんどの大学より上なんですよ!」

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