英検を受験するお子さまの上達ステップ
【英検対策に必要なポイント】
A:必要な単語をしっかり覚えましょう
B:英検問題集だけではなく
「文法の基礎」を固めましょう
C:英作文や面接対策として
「アウトプット」を強化しましょう
D:英検というテストに対する
「特殊なテクニック」を学びましょう
「英検」とは
公益財団法人である日本英語検定協会が年に3回実施する英語力テストで、正式名称を「実用英語技能検定」と言い主に高校・大学入試でその取得結果が重視されます。5級から始まり4級・3級(中学卒表程度)・準2級・2級(高校卒業程度)・準1級・1級の7グレードがあり、それぞれ「聞く」「読む」「書く」「話す」の4技能を測定して合否と英検CSEスコアで試験結果がフィードバックされます。実際の入試で必須となる3級以上では1次試験のペーパーテストに合格すると面接形式の2次試験があり、多くの日本人が苦手とする声に出したリーディング力と、リスニング力・スピーキング力が測定されます。また4級、5級のスピーキングテストは、自宅や学校などでパソコン・タブレット・スマートフォンから任意で受験することもできます。
TOEICやTOEFL、あるいはIELTSやケンブリッジ英検といった海外でも行われている国際検定との大きな違いとして、より難解な単語や文法といった「知識」面に大きなウェイトがあり、国際検定がスコアによるフィードバックであるのに対して「合格か不合格」と言う結果が通知されるのも特徴です。また英作文や面接でのスピーキングテストでは「より高度な英語力」よりもむしろ解答テクニックを応用した「型通りの解答」が必要とされ、英語力が基準を上回っていてもテスト対策が不十分だと思うような結果にならないといったケースも良く見られます。
1次試験では英作文が配点の3分の1を占め、また分野ごとに合格基準点があるため長文や文法が解けても英作文やスピーキングといった「アウトプット」が苦手だといつまでも合格できないシステムとなったのが、4技能検定が必須となった日本の受験環境で新しく乗り越えなければならないポイントです。
学習開始後の想定ステップ
- 半年~1年後、または小1~小3
- 英検5級を受験・取得
テスト内容:中学1年修了程度 - 1年~1年半後、または小3~小5
- 英検4級を受験・取得
テスト内容:中学2年修了程度
- 1年半~2年後、または小6~中1
- 英検3級を受験・取得
テスト内容:中学英語修了程度 - 2年~2年半後、または中2~中3
- 英検準2級を受験・取得
テスト内容:高校中盤程度
- 2年半後以降、または高1~高2
- 英検2級を受験・取得
テスト内容:高校英語修了程度
- 高校3年生前半ごろ
- 英検準1級を受験・取得
テスト内容:社会人レベル
カリキュラムの一例
SSEAのカリキュラムは一般の英検対策のように「英検の問題だけに取り組む」のではなく、ボキャブラリーの習得や文法基礎の確立など「順を追って次の級にも合格できる総合力」が身に付くような英語力強化の総合プログラムとなっています。
また同時に、ネイティブレベルで会話まで使いこなせるバイリンガル講師とクラス内で日常会話や面接模擬トレーニングにて口からアウトプットする作業を日常的に行い、英作文やスピーキングで要求される高度なコミュニケーション力とリスニング力を養成・改善することで小手先ではない真の英語力や生徒さま自身の揺るぎない自信へとつなげて参ります。
- 単語チェックテスト(5分間)
- 英検では中学校や高校で学ぶ以上の単語が出題されます。読解や文法問題だけでなく英作文や面接でも使用できるように、
- 英語 ⇨ 日本語
日本語 ⇨ 英語- の双方向で変換可能かつ、スペルや発音まで抑えられるよう日々単語力を積み重ねていきます。
- 英語 ⇨ 日本語
- 日常会話訓練(10分間)
- ペーパーテストだけではなく面接でのスピーキングにも対応できるよう、日ごろからアウトプットをトレーニングします
・自身が日々行ったこと
・出来事に対する自分の考えや意見
など、英作文や英検の面接で最後に行われる質問に必要な内容を想定して「自分で英文を作る」能力を醸成します。 - 文法講義(15分)
- 文法の基礎をテキストを使ってしっかり定着させます
・過去形、完了など時制の変化と違い
・名詞、形容詞、副詞など品詞の違いと使い方の確認
・関係詞、助動詞、時制の一致など
いきなり英検対策テキストを演習するのではなく、順調に級を積み上げるために基礎からしっかり定着させていきます。 - 問題演習または面接模擬練習(15分)
- 英検の問題テキストを使用して「英検の問題形式と傾向」に対応できるようにします。
・長文問題の取り組み方
・「英検の英作文」の決まった書き方
・面接の解答をカードから抜きだし作成するコツ- 面接前には模擬練習を行い、本番でスムーズに話せるよう入室から退室まで通して事前に訓練します。
- 課題・宿題の提示(クラス終了時)
- 単語学習や文法問題演習・復習など、自宅で行う課題を提示しペースを監督しながら必要な学習量を確保します。
※ カリキュラムは一例で、受験する級や生徒さまのレベルや弱点、必要なニーズに応じてオーダーメイドでカスタマイズしていきます。
宿題・テスト
クラスの復習や問題演習、単語の暗記などを家庭学習としてお願いさせていただいております。生徒さまに応じた単語の学習は課題としてお出ししたのちクラス内でチェックテストを行ったり、その単語を応用し文章を作るトレーニングを行い定着を図ります。
SSEAではお子さまのモチベーションやペースに合わせてそれぞれにカスタマイズした無理のない範囲での課題を随時調整しながらお出ししておりますが、英語力は基本的に学習量に比例して上達いたします。そのため日頃の家庭での学習・復習によって次のクラスまでに学習内容を定着させ、その内容を次回に実践して行くことが非常に重要であることを何卒ご理解下さい。
※ 写真はすべてイメージ画像です。
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