Employees' Interview

従業員インタビュー

 SSEAに集まるメンバーたちに、SSEAでのやりがいや職場環境とその雰囲気などを聞いてみました。

 SSEAのチームに加わってわずか3年~5年でSSEAの看板メンバーとなった従業員たちがこれまでの軌跡を振り返ったその感想の中に、最高の英語サービスを生み出すためのヒントは「快適に働ける環境にこそある」という、SSEAの基本的な人事ポリシーが集約されています。ぜひお読みください。


Director of Product Development
(製品・サービス開発 統括責任者)

 Tomoki Kinoshita / 木下 友貴


Native Instructor
(ネイティブ講師)

 Jason Michael McCormick / ジェイソン・マイケル・マコーミック

 Alexandra Lind Stofer / アレクサンドラ・リンド・ストファー

Tomoki Kinoshita

Director of Product Development


①弊社に入社するまでの経緯を聞かせてください。

 バスケットボールが大好きで、どうしてもバスケの本場ニューヨークに行きたかったのと、もともと海外に住むことに興味があり、現地でバスケットボールを楽しみながらもNYの生活が気に入り、そのまま10年ほど滞在していました。バスケットボールはもう十分にNYでやり切ったことと、コロナの影響もあり帰国しましたが、「自分の海外での経験を活かせる英語関係のお仕事で、かつ同僚が日本人だけでなく海外の同僚もいる夢みたいな職場はないかな」と探していて、SSEAと出会いました。

 東京では他の会社からまず先にオファーをいただきそこで働かせていただくつもりでしたが、研修を受けてみて自分とは合わなかったこともあり、SSEAを見つけたときは「ここだ!ここしかない!」と思い応募しました。自分のような海外経験がほとんどの者は無理だろうなあという思いで、ダメ元でトライしてみたところなんと面接にぜひ来てくださいとの返信をいただき、ダメもとでもチャレンジしてみるものだなと思ったのを覚えています。

 二次面接ではひたすら楽しくおしゃべりした覚えしかなかったので、「これは素を出しすぎて楽しみすぎてしまった」と思っていたのですが、これも社長の器の広さなのか、採用が決定!というメールをジムにいるときに見て、ストレッチマットの上で「やったあー!!!」とはしゃいだのを覚えています(笑)SSEAに採用されなければ地元の大阪に帰ろうと思っていたので、僕のような変わり者を受け入れてくれたSSEAには、今でも感謝感謝です。

②ニューヨークでの経験を聞かせてください。

 ニューヨークに行った一番の目的は、バスケットボールの本場と言われるところで、何のキャリアもない自分の実力がどれだけ通用するのか、でした。また海外に住むことに憧れがあったので、バスケットボールはもちろんのこと、様々なバックグラウンドの人たちが集う刺激的な街ニューヨークで10年近く生活できたことは素晴らしい経験でした。

 ニューヨークでは様々な人が自由に行動し、自分の世界を持っていて、ぶつかり合いながらも夢を持って毎日を生きている人が多いですが、だからこそ「自分の世界観をもっと自分も持っていないと、この町のパワーに飲み込まれてしまう!」と思いながら生活していました。
 
 基本的には私のような身長の大きくないアジア人は、黒人地区でバスケットボールをすると最初は仲間に入れてもらえなかったりすることがほとんどですが、積極的に話しかけて、自分ができることとガッツを示して周りに認めてもらいながらバスケットボールを楽しんでいました。待っているだけではチャンスは来ないので、自分からどんどん行動して道を切り開いていくという姿勢は、NYでの経験から得た最も大切な学びの1つです。

③米国、日本で働いてみて苦労した経験があれば聞かせてください。

 アメリカで働いてみて苦労したことは、基本的なことに聞こえるかもしれませんが、やはり言語の壁でした。正確には英語の発音です。

 英語の発音については、これはあくまで私個人の経験ですが、基本的な単語でもきちんと発音しないとネイティブスピーカーには通じないことがあります。この基本ができていないとコミュニケーションがスムーズに取ることができず、お仕事だけでなく日常生活でも常に支障を来たします。例えば「Three」の「Th」の発音がきちんと正確にできていないと、ネイティブスピーカーは理解してくれないことが多々ありました。

 日本で働いてみて苦労したことは、私自身NYから帰国してしっかりと働いた最初の会社がSSEAだったので、正直苦労はそこまではありません。SSEAはネイティブスピーカーと日本人の同僚が半々、もしくはネイティブスピーカーと接する機会の方が多いこともあるので、海外経験の長い私からすると、特に違和感なく働くことができています。

 苦労について強いて挙げるならば、最初の頃はNYとの雰囲気の違いに慣れようと頑張っていましたが(逆カルチャーショックのような感じです)、「自分は自分のままで、ちょっとだけアジャストすれば良いか!」とすぐに開き直ったので、今もまだ少し変わっていると周りの同僚から思われている可能性もあります(笑)。そんな私を温かく見守ってくれるSSEA、SSEAのメンバーの仲間たち、生徒さまやその親御さまには、日々本当に感謝しています!

④弊社で働いて感じたことを教えてください。

 自由度が非常に高い!というのがまず感じたことです。私の場合は江古田校のオープンを担当しましたので生徒さまは0人の状態から始めたのですが、基本的な土台のシステムはもちろんすでに用意されていたのですが、自分の力で1から江古田校を作り上げていけるのかは正直、不安な気持ちもありました。

 ただそれと同時にワクワクしていた気持ちもあり、何故か根拠のない自信があったのも事実です。NYに行った時も、基本的にまずは行動をして、あとはなんとかなるだろうという持ち前(?)の楽観的な性格を武器にしてきたので、挑戦はウェルカムでした。

 ただ自由裁量が多い分、分からないことも多く、そんな時は事細かにアドバイスを求めていました。アドバイスを全てそのまま受け入れるというよりは、自分なりに一度考えて、こっちのほうが良い、と思ったなら色々と変更したりと、試行錯誤しながらやってきた覚えがあります。

 ミスをした事ももちろん多々ありましたが、それでもSSEAは本校で最終的なフォローをいつもしてくれましたし、生徒さまや同僚メンバーも温かい目で見守ってくださったので、そのおかげもあり私は伸び伸びと働かせていただくことができました。それは、今も何一つ変わりません。「自由に働くことができつつ、温かく見守られているという安心感もある職場」というのが、私がSSEAに対して感じることです。

⑤弊社で働く意義を聞かせてもらえますか。

 1番の意義はSSEAのモットーである「Students First」を軸とすることによる、生徒さまから日々いただく感謝のお気持ちです。私が江古田校で働かせていただく時は、目の前の生徒さまにとにかく満足していただくことを第一に考えています。

 スクール開校時はもっとマーケティングなどに力を入れるべき、など色々な考え方もあるとは思いますが、私にとっての一番のマーケティングは、まずは生徒さまから感謝のお気持ちをいただけるように精一杯努力すること、生徒さまの世界を英語を通じて広げてもらうこと、生徒さまに英語を楽しいと思っていただき、笑顔でご来校していただくことでした。

 お金はお客さまの感謝の対価としていただけるものだと信じていて、綺麗ごとのように思えるかもしれませんが、この考え方はSSEAで入社面接を受けた時以来、変わっていません。「お給料は大体どれぐらいをご希望ですか」との質問に対して「お金というのはお客さまからの対価なので、お金やお給料はその反映にすぎません。私にその価値があればその対価は得られるはずだと信じているので、まだ何も証明できていない今はそれなりに最低限生活できる程度でかまいません」と答えたのを覚えていますが、恰好をつけるためではなく本心からそう答えたことを覚えています。

 会社を信頼しつつも会社に頼らない、一人一人が起業家であり自分自身で道を切り開いていく、そして生徒さまから英語を通して世界観を広がったことで多くの感謝をいただける、これがSSEAで働く意義だと信じています。

⑥英語ビジネス業界は、競合他社が数多く、それを取り巻く環境も年々複雑化しています。他社、スクールと比べ幣スクールの強味と、今後の展望をお聞かせください。

 SSEAの強みはやはり何といっても企業ポリシーである”Students First” “Employees second” に尽きます。利益を求めるのがビジネスの本質であれば、矛盾したポリシーに聞こえるかもしれません。ただ、利益とは生徒さまの感謝の気持ちの対価としていただけるものですし、生徒さまの感謝の気持ちは、従業員が伸び伸びと快適に働ける環境なしには、得ることはできません。私たちがこの大前提を共有し目の前の生徒さまに真摯に向き会えることができれば、競合他社のことを過剰に意識する必要はないと考えています。綺麗ごとのように聞こえるかもしれませんが、これこそがビジネスの本質だと信じてやって来たからこそ、この短期間でSSEAはここまで「利益」も上げ大きくなることができたのだと信じています。

 今後の展望については、少し具体的にはなりますが、英語を英語で理解できるような、英語を学習するのではなく自分の興味のあることを英語を使って学べるような、そうしたレベルのクラスやカリキュラムをどんどん増やして生徒さまに提供できたらと考えています。学校のテストや英検などももちろん大切なのですが、それだけではなく、英語が生活の一部となり世界観を広げることができるように、よりクリエイティブなレッスンやテキスト、カリキュラムを作り、1人でも多くの方に英語を通して新たな価値観や世界観を体感してもらえるようなサービスを実現して行きたいと思います。

⑦今後の日本の未来を見据えたときに、木下さんが描く夢や理想の姿、実現して行きたい目標などがあれば、ぜひお聞かせください。

 正直日本の未来と言われても規模が大きくてあまり今はイメージが湧きにくいのですが、やはり英語に関わるお仕事をさせていただいているので、英語が日常生活の一部になるような教育システムの確立が私の描く日本の理想の姿です。そのためにはまずは学校の英語教育や入試英語の改革、それに伴う予備校や塾での英語教育の在り方まで大きく変えていく必要があります。英語講師を育成するようなシステムも求められるので、こういったシステム作りにも将来的に取り組んで行きたいと考えています。

 ただ、こういった大きな夢や目標も、日々の目の前の生徒さまからこれまでに多くの感謝をいただくことなしには生まれなかったので、これからもSSEAの基本指針を忘れずに、1つ1つ丁寧に向き合って達成できた先に大きな理想があることを願っています。

Jason Michael McCormick

Native Instructor


①You are from Michigan. What made you decide to work at this company, which is based in Tokyo?

At the time, I had just left my former job at a big English chain, and had I continued to work with them, I would be teaching in the countryside far away from Tokyo! Instead, I remained in Tokyo applying for many companies, pretty much drifting along trying to get by. That first year was one of the hardest for me in Japan as I was really trying to figure everything out on my own for the first time, let alone within a foreign country far away from Michigan in the United States.

I had applied to a lot of companies and was looking for entry level work as I expected I was going to get hired more easily compared to an experienced position. And at the time SSEA was hiring for a new instructor. I was able to pass the interview and they hired me on. The staff have always treated me well and I believe that is the main reason I have continued to work for this company.

②Could you tell us about your time working in the United States?

Well, back then I was in university so I was working two jobs. Being a cashier at a grocery store and managing customer service at an apparel shop. It wasn`t the greatest work, but it was enough for me to earn a living and get through school so I could graduate. I was living with my parents at the time. It wasn`t that fulfilling to be honest, but I had to do what I could so I would graduate.

③Did you experience any cultural shock when you first started working in Japan?

Of course! Right away the first thing I noticed was the way Japanese people react and behave compared to international people. For example, Japanese people don't like to make direct eye contact whereas people in the U.S. stare you in the eyes. It was a bit strange at first but now that I have been here for almost 5 years I have adjusted to it.

④Could you please tell us how you feel working for us compared to other workplaces?

I would say that I am very humbled to work for a company that has given me a chance to grow. When I first started teaching I didn't have any confidence, any kind of experience beforehand. I am proud that I was able to work my way up into the company and represent SSEA well with what I have learned so far.

⑤Please tell us about the significance, satisfaction, or rewards of working for our company.

I really have to thank Akazawa-san and Alec for believing in me every step of the way. I am really appreciative of how much I worked my way up to being a beginner instructor to now a manager. I never would have expected to make it this far if they had not given me the chance to make mistakes and learn from them properly.

⑥What strengths do you feel you can utilize in our company?

I am a Fine Arts major, so I am very creative and have professionally made artwork for clients in the past. I would be good at designing advertisements and graphics for the company along with handling and training new teachers on how to approach kids and why kid lessons can be fun for anyone.

⑦What has Japan become for you?

Japan in a way has become a second home for me. Michigan will always be my original home, but it was here where I grew up and became who I am as an adult. I had to learn a lot of lessons and am still learning today, but I have no regrets at all for coming here and making a new life here in Japan.

⑧What is the “first thing” that comes to your mind when you think about being happy to be in Japan?

That not a lot of people have this opportunity. Not a lot of people can have the chance to experience a new country, let alone live there for a long period of time.

I read somewhere that 64 percent of people in the USA never left the country at all and don't have a passport. That's more than half of all people there and that alone surprises me but also reminds me of how appreciative I am to be here and enjoy my life because not a lot of people get to do this in their lives. And I am very lucky I get to do so.

⑨Could you tell us about your dreams for the future?

I would like to try more public speaking in front of audiences and groups. I want to perform more in front of people and be a role model for others, along with being an advocate for people who want to take big risks to change their lives for the better.

Alexandra Lind Stofer

Native Instructor


①You are from California, what made you decide to work for our Tokyo-based company?

Since I was already living in Tokyo for university, it felt natural to find a job and stay in Tokyo! This company allows the teachers the freedom to make their own curriculum, which was a great opportunity for me.

②What was the most difficult thing about coming to Japan?

The visa process was incredibly difficult. I was lucky enough to come to Japan through my university, so they helped me a lot with the process. Even with the help of my university, it took about 6 months to a year to prepare all the documents needed to come to Japan.

②Please tell us about your previous jobs.

I had worked at both a nursery and international school before coming to SSEA, so I feel comfortable teaching children. Before moving to Japan I had also worked as an immersion/tour guide in my hometown for Japanese tourists.

③What is your experience working for our company?

Since the school is relatively new, working for this company has been interesting. I've been given the freedom to teach and see what works best and enjoy it very much.

④Please tell us about the rewards and challenges of working for our company.

It can be rewarding having such private classes, you get to be really close with your students. A challenge would be time management with lesson planning.

⑤Why do you think our company was right for you?

The freedom I was given to create my own lesson plans was a very important perk to me when joining this company.

⑥What do you think is unique about our corporate culture?

The staff can feel like family depending on how long you've been working here. We help each other out when we're in trouble, which I find to be rare in companies I've worked at before.

⑦Do you have any message or advice for foreign residents who will be moving to Japan in the future?

Find friends any chance you can get. It can sometimes be isolating living in Japan.

⑧Is there anything you would like to work on in the future at our company, or are there any of your strengths that you would like to take advantage of?

I'm interested in helping new teachers find a proper routine for their students. I can make a good lesson and would like to help others who don't have as much confidence.

⑨SSEA's Ekoda branch is also known as “Alexandra's son”. We would love to hear about your attachment to Ekoda School.

Ekoda started out with just one other Japanese teacher and I.

Both of us spent months working together and were lucky enough to communicate easily and comfortably. I think that relationship helped keep the atmosphere of the school relaxed and fun, which the students could feel. I'm very proud of how many students have joined the school.

⑩How do you want to raise Ekoda school as your son into an adult in the future?

I'd love to see the school be open more hours and have different shifts for teachers.