高校・大学受験対策プログラム


英語には「学習の順序」がある


英語、特に受験に向けて学習を行う際には、知らなければならない「順序」があります。

① 必要な単語をしっかり暗記する
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② 文法の基礎をしっかり定着させる
       ⇩
③ 英作文や会話などで文の作り方を学ぶ
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④ 長文やリスニング等の問題演習に取り組む

まず、単語を知らない状態で文法を理解しようとしても、単語の意味を追いかけるばかりとなり文法理解は頭に入りません。特に受験英語とは「知っているべき単語を知らなければ問題は解けない仕組み」に意図的に作られています。また、文法を知らなければ文章を組み立てられませんし、長文を読んでも何も理解できません。基礎が固まっていない状態で受験英語の問題演習に取り組んでも、英語の基礎力がなければ問題の解き方のコツを吸収する余裕はなく、ただただ受験に向けた限りある時間の無駄遣いとなります。

基礎が固まっていない状態で受験英語に取り組むのは、スポーツで表現するならまだ体が大人になっていない中学生がヨーロッパのサッカーリーグにいきなり参加しようとするようなものです。受験とは受験対策よりむしろ、中学や高校の1・2年でどれだけしっかり基礎を固められるかが大切です。

受験対策で本人が持つ100%またはそれ以上の実力を発揮できるかどうかは、こうした基礎が完成していて初めて可能になります。SSEAでは専任のスペシャリストがお一人おひとりの達成度を管理しながら、具体的な「学習の順序」まで指示を行い勉強のペースそのものを管理して参ります。「来週までに、単語を~まで暗記して」といったペース配分を講師が目標から逆算して指示をすることで生徒さまの余分な負担を軽減するとともに、通常3年間で行う基礎学習事項を1年~1年半で完了して受験対策にしっかりとした時間の余裕を確保いたします。


志望校次第で、学習法は変える必要がある

基礎が固まったら一般的な受験対策に移れば良い…というものではありません。近年の入試英語は形式が非常に多様化しており、まずターゲットを定めて必要な対策を練らなければ時間の無駄遣いや準備不足を招く結果となります。

例えば大学受験なら、大学あるいは学部によっても問題の傾向は全く異なる場合があります。例えば以下のようなパターンです。

特定の大学の学部間での問題傾向の違いの一例

<総合政策学部>
とにかく文章が長く、ネイティブ並みの速度で読まなければ終わらない。

<法学部>
文法や単語が難解で、基礎を越えたレベルの知識や英語を越えた一般常識が要求される

<経済学部>
問題に受験生が知らない単語を意図的に組み込み、推測力や論理的な思考能力・判断力を測定して来る

<国際関係学部>
問題よりも英語そのものが難しく、海外の日常会話で多用されるような慣用表現を知っていることが必須になる

高校受験においても、ハイレベルの進学校や英語科を持つ学校では中学生のレベルを越えた内容を出題してくるケースがあります。SSEAでは英語の基礎固めを行う段階で、並行して生徒さまの好みやご性格、将来の希望をご相談しながら志望校選びのサポートを担当講師が日々行うことで、早い段階でのターゲット設定を可能にして参ります。

個別指導のアルバイト講師や集団塾・予備校で何十人もの生徒を一時的に面接するカウンセリングスタッフでは不可能な「生徒さまご本人を理解することと親身に寄り添う将来設計のお手伝い」は、日本で実際に受験や就職をして来た経験や、学習にとどまらない様々な人生経験や海外経験を持つSSEAのスペシャリストが長期間に渡り1対1で生徒さまと向き合うからこそ可能になる受験サポートプログラムです。


カリキュラム

SSEAの受験対策プログラムは学習を「生徒さま任せ」にいたしません。英語のスペシャリストが学習ペースの管理や弱点の把握を毎週行うことで、生徒さまの英語力の可能性を一般の塾や予備校で学習する場合の120%にまで高め、圧倒的な英語力により受験を有利に進めて参ります。

学習開始~基礎が固まるまで(1年~1年半)
クラスでは文法の基礎固めを、解説と問題演習を中心に進めます。また単語の暗記を毎週課題としてお出しして、翌週の冒頭に簡単な確認テストを行い定着率を確認していきます。1年から1年半で、3年分の文法学習事項や基礎的な単語・熟語や多義語の理解を完了します。
長文や英作文の問題演習(基礎学習終了後)
長文読解や英作文の問題演習を行い、資格試験とは異なる「受験英語の解き方」を身につけます。問題演習を自宅で事前に行いクラスでは和訳や解答の確認を講師が一緒に行うことで、理解度の把握や弱点・課題の認識を随時講師が確認してその生徒さま自身に必要な対策を講じて参ります。
具体的な志望校の過去問演習と対策の立案
生徒さまが実際に受験される高校・大学の過去問を学科・学部レベルで講師が一緒に取り組み、問題傾向の理解や必要な対策の立案を二人三脚にて行って参ります。受験は孤独な闘いではないと生徒さまが感じることができるよう、モチベーションの維持や精神面のサポートを専任講師が寄り添って行っていきます。


宿題・テスト

 英語力は正しい学習法で学んでいる場合は、残りは「学習量の勝負」です。受験で英語学習に全体の60%以上の時間をかける必要があるのは、配点そのものが50%以上であるだけではなく「英語は学習すればするほど比例して点数があがる」からです。SSEAでは生徒さま自身では限界のあるモチベーションを講師がサポートし定期的な宿題と自宅学習を指示することで、必要な学習量をスクール管理の下で確保して参ります。また、実際に自宅学習が出来ているかどうかは講師が授業開始時に確認テストを行い日々確認して参ります。

 学習量は受験前に瞬間的に確保することはできないものです。長期的に取り組まなければ貯金は貯まらないように、英語学習とは小手先のテクニックよりも「マラソン型」の学習こそが最短の近道であることを、何卒ご理解下さい。

※ 写真はすべてイメージ画像です。


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