TOEICの必須スキル「速読・速聴・即答」
A:日本語を介する必要のない
「英語の感覚」を身につけましょう!
B:「ネイティブスピーカーの速度」に
対応しましょう!
C:インプットではなく「アウトプット」で
コミュニケーション力を高めましょう!
D:TOEIC独自のテスト形式に慣れて
「効率よく」解答しましょう!
TOEIC受験で知らなければならないこと
TOEICはTOEFLやSAT、GREなどを実施する米国の非営利民間財団、Educational Testing Service(ETS)が作成する世界最大級の民間英語力テストで、世界150か国で実施され年間700万人以上が受講し、ノンネイティブスピーカーの英語でのコミュニケーション力を測定する上での世界標準ともなっている民間検定です。また国際標準資格としての公平性を保つ目的から、アメリカ英語・カナダ英語・イギリス英語・オーストラリア英語・ニュージーランド英語の欧米5か国の発音や表現で問題が作成されるようになりました。
正式名称であるTest of English for International Communication(国際コミュニケーション英語能力テスト)が示す通りTOEICとは知識だけではなく英語での「コミュニケーション力」を測定するテストであり、日本国内でも主に就職・転職活動の際や社内での昇進基準としてそのスコアが必要とされ、特にビジネスにおいては日本独自の英語力資格である英検ではなくTOEICのスコアが必須となりつつあり、大学生以上は必ずと言っていいほど受験するようになりました。
年に約10回実施される標準的なListening & Reading Test(TOEIC L &R)ではリスニング495点・リーディング495点の合計990点満点でスコアが示され、主に日常生活やビジネスシーンを想定したテスト内容となっています。また、スピーキング力やライティング力を測定するTOEIC Speaking & Writing Tests (TOEIC S &W)も別途設定されています。スコアの有効期限は2年とされており、英検のように一度取得したら半永久的にその能力が認められるのではないことも大きな違いです。
テスト内容の特徴として重要なのは「リスニングがスコアの半分を占める」ことと、「リーディングの文章が非常に長く量が多い」ことで、英検や受験問題のように日本語で考えたら「ついて行けない・終わらない」ようなテストの仕組みになっています。TOEICが知識ではなく「コミュニケーション力を測定」するテストとして民間企業で英検よりも重視される理由はここにあり、どれだけ頭脳が優秀でも「コミュニケーションとして会話で使いこなせなければスコアが上がらない」ように作られているため、日本の受験に慣れた方がそのテストに戸惑いを覚えたりスコアが全く上がらないといったケースもよく見られます。
TOEIC受験で大切なのは一時的なテスト対策よりもむしろ、英語を言語として聴いて話すことができると言う「コミュニケーションとしての英会話の基礎力」であり、マラソンのように時間をかけてじっくりとその「英語そのものの基礎力」を蓄積していくことが求められます。
TOEIC学習の上達ステップ
- ご入会~英会話に慣れるまで(~2ヵ月後)
- まず「学校で勉強して来た知識」と「実際に聞いて話すこと」の違いを理解します
TOEICは試験中に「日本語が頭に浮かべば」その瞬間に「置いていかれます」
- 例えば、
”According to the article… “
とリスニング問題で聞いた時に
“article “は「記事」の意味だったと日本語を考えた瞬間に、問題は次の内容をすでに話しています
TOEICは「英語を英語のまま理解」しなければ対応できないことを理解し、日本語を介することのない英語での「コミュニケーション」への姿勢を確立します - 例えば、
- 英語でのコミュニケーションに慣れてから(2か月後~)
- カリキュラム冒頭のアウトプットやリスニングチャレンジで、英語だけでのコミュニケーション力を強化します
How was your week?
⇒ It was fine, I enjoyed traveling with my friends.
Why did you choose your current job?
⇒ Because I wanted to realize something new in a service industry.- など、日常やビジネスなどのトピックで単語力を増やしながら「英語だけで考える」能力を強化します。
- 基礎的なコミュニケーション力が身に付いたら(半年後~)
- TOEICで要求される「速読・速聴・即答」に対応するため、「時間を区切って」リスニングや長文問題にチャレンジします
設問
の
総数時間
配分
目安1問
解答
時間Part1
写真描写
リスニング6 3分 5秒 Part2
短文
リスニング25 9分 5秒 Part3
会話
リスニング39 17分 8秒 Part4
長文
リスニング30 16分 8秒 Part5
グラマー30 10分 15秒
~
20秒Part6
グラマー&
リーディング16 10分 30秒
~
40秒Part7
長文
リーディング54 55分 60秒 - さらなるスコアアップを目指して(1年後以降~)
- TOEICの問題形式に慣れたら、あとは本当の英語基礎力の勝負です。レベルが上がれば上がるほど学習量やボキャブラリーが必要となり、高度な会話を正確に聴きとれるリスニング力や文法を考える必要のない「英語の感覚」が必要になります。例えば、400点から600点へ200点アップするのに必要な期間を半年とすると、600点から700点へ100点アップするのに同じ半年、700点から800点へ100点アップするのはその2倍の1年が必要です。
・定期的かつ徹底的なボキャブラリーの習得
・文法問題の反復練習による「感覚の刷り込み」
・ネイティブの会話速度に定期的に触れること
・日本語にはない「英語特有の発音」の克服
・さまざまな日常やビジネスシーンの背景理解
・アウトプットで「英語で考える」能力を習得- 試験対策に加えて欧米ネイティブスピーカーとの会話訓練を加えることで、800点の壁を超えるような「ネイティブレベルのコミュニケーション力」の構築を目指します。
SSEAのTOEIC対策プログラムは、クラスを受講された生徒さまが実際のTOEIC公開テストにおいて100点以上のスコアアップを達成したり、800点や900点以上といったハイスコアを取得したりした、「結果に裏付けられた」確かな効果と実績があります。
TOEIC対策専用カリキュラム
SSEAのTOEIC対策プログラムは一般の会話プログラムや文法講義・市販のリスニング教材とは異なり、「TOEICで得点を高めるために必要なスキル」を養うのに必要な要素を徹底的に取り入れ最適化して構成されている、SSEA独自開発のオリジナルカリキュラムです。それは「帰国子女ではないバイリンガルスタッフ」が英語の基礎力とスコアを高めるためにチャレンンジしてきた経験があるからこそ作ることができる、「日本人のための」特別なTOEIC学習メソッドです。
また同時に、講師が生徒さまお一人おひとりを日々観察しお悩みを伺うことでその生徒さまの弱点や苦手としていることを把握し、その方お1人に必要なカリキュラムや学習法・自宅学習での課題などを随時カスタマイズしていくことで、その生徒さまお1人がスコアを高めるために最適な学習カリキュラムをご一緒に作り上げコーチングして参ります。
SSEAのTOEIC対策プログラムはバイリンガル講師が生徒さまお1人と向き合うことでのみ実現できる、市販教材やオンライン英会話・大人数のレクチャーでは実現できない「最も効率よく、その生徒さまに最適化した」オーダーメイドプログラムです。
- アウトプットトレーニング(15分間)
- 日本語を一切排除して、英語で聴いて英語で考えて英語で答える「英語脳」の感覚と習慣を養成します。インプットではなく自分の口から音を発する「アウトプット」を中心に、自分のことを英語で話せるよう繰り返し口から出して練習します。講師は極力会話する時間を短縮し、質問を繰り返しながら聞き役に徹します。例えば、
Please describe your job duties.
What’s your goal both in your business and private?
Let me hear your opinion how Japanese companies should change their business policies.
自分で考えて、英語で表現することを繰り返すことで、英語だけでコミュニケーションを完結できる能力を養います。 - リスニングチャレンジ(10分間)
- TOEICのリスニングは「考える時間はありません」。どのように聴きとって即答するか、問題が読まれる前にチェックできることは何かといった技術的なスキルと、アメリカ英語、イギリス英語やオーストラリア英語の発音の特徴、聴き取りにくい単語やフレーズ、リスニング問題の構成やパターンなど「TOEICリスニングに必要なスキル」を重点的に改善します。
・Part1の写真描写問題で正答するコツ
・問題の説明ナレーションの間に読める内容
・会話問題のシチュエーションや背景の理解
・特殊なオーストラリア英語の発音ルール確認
・正答にならない選択肢の聴き分け方
など、リスニングの基礎力に加えて、5~8秒で即答するための「TOEIC用リスニング力」強化に特化したトレーニングを行います。 - グラマーレクチャー(5分間)
- TOEICのグラマーセクションであるPart5の最大のコツは、「時間をかけないこと」です。1問15秒から20秒という「ほぼ直感的に」解答するペースでPart5を終わらせなければ、Part6と7の時間不足で大きく点数を落とす結果となります。またTOEICの文法問題は990点のフルスコアまで測定するための非常に難解な問題や表現も混在するため、自らのレベルに合わせて難解な問題を「諦めて適当に解答する」スキルも必要になります。
TOEICの文法問題には決まって出題される「パターン」があるため、このパターンに慣れることで問題を読んだ瞬間に何を問われているかを推測し即答することが可能になります。そのためグラマーセクションに関してはレッスン内で解答せず予習にて問題を解き、クラス内で詳しく解説と分析を行っていきます。例えば、- ・形容詞と副詞の使い分け
・時制の理解と時と条件の副詞節の特例
・選択肢内の名詞と動名詞の選び方
文法問題を素早く正答する一番の方法は「その文法をしっかりと理解していること」であるため、レッスン内でむやみに即答の練習をするのではなく自宅にてしっかり考え、レッスンでの解説で正確に理解することで結果的な解答スピードを最大限まで早めます。文法セクションの学習に関しては「急がば回れ」のアプローチを行います。 - ・形容詞と副詞の使い分け
- リーディングチャレンジ(15分間)
- TOEICのリーディングは受験したことのある方なら誰でも知っている通り、文の量が膨大で「終わりません」。ここが知識ではなくコミュニケーション力を測定するために作られたTOEICの特徴で、論理的な頭脳の優秀さでは対策に限界があるように意図的に作られています。
設問自体は読めれば難しいものではないため、いかに早く読んで終わらせるかがスコアを最大限に高める1番のポイントです。そうした速読を行うためには「日本語に翻訳するクセ」をまずしっかりと抜く必要があります。そのためレッスン内では解答時間を決めて「限られた時間で読み切る」ためのトレーニングを繰り返します。またむやみに読むのではなくスキルとして、
・リーディングに頻出の単語や表現の確認
・正答にはならない選択肢の見分け方
・頻出するメールや新聞記事などのシチュエーション理解
を確認して身につけていきます。TOEICもやはりテストであるため、問題のパターンを知り慣れることで実力の120%のスコアを取得することが可能です。基礎力の積み上げを自宅学習やレッスン冒頭のアウトプットで行いつつ、「TOEIC用のテストスキル」を身につけることで基礎力そのものと現実のスコアの双方をバランス良く向上させます。
※ カリキュラムは一例で、生徒さまのレベルや得意不得意に応じてオーダーメイドでカスタマイズして参ります。
自宅学習や課題・コーチング
クラスの予習・復習を家庭学習としてお願いさせていただいております。また基礎力を向上させるための定期的なボキャブラリー習得やリスニングなどもご自宅でお願いをさせていただきます。SSEAでは生徒さまの弱点を講師が把握し必要に応じた学習を課題としてお出しして、レッスン内で到達度の確認を行ったり新しい単語や文法を応用し文章を作るアウトプットトレーニングを行い定着を図って参ります。
コーチングプランをご受講の生徒さまには、生徒さまのご希望や目標をお聞きしながらスクールが学習プランをご提案し、進捗状況を随時お聞きしながら二人三脚でスクール外での学習をサポートして参ります。また定期的に『学習到達レポート』を発行して、到達度や弱点のフィードバックを行います。テキストや教材、動画や映画視聴のご提案や学習スケジュール管理、カウンセリングなどで生徒さまのご負担や無駄な学習を軽減・省略し、スクールマネージャーが生徒さまお一人の「専属コーチ」としてスコアを最短の効率で最大限に高めて参ります。
SSEAでは生徒さまのモチベーションやペースに合わせてそれぞれにカスタマイズした無理のない範囲での課題を随時調整しながらご提案しておりますが、英語力と英会話のスキルは基本的に学習量に比例して上達いたします。そのため日頃の家庭での学習・復習によって次のレッスンまでに学習内容を定着させ、それを次のレッスンにて実践して行くことが非常に重要であることを何卒ご理解下さい。
※ 写真はすべてイメージ画像です。
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